インフルエンザの男性とタミフル
インフルエンザが流行する季節は予防接種をする人やマスクをしたりなど対策方法は人それぞれですよね。インフルエンザ治療薬であるタミフルは実は予防にも使えるものであることを知らない方も多いのではないでしょうか?

タミフルの使用における異常行動について

インフルエンザの治療薬としてタミフルが用いられることがありますが、タミフルは作用が強いためにさまざまな副作用が確認されています。
特に、タミフル投与による異常行動は有名です。
インフルエンザに罹るとインフルエンザ脳症又は脳炎が引き起こされることがあり、脳症や脳炎は命に係わることも考えられるため強めの薬を用いて早めに治すことも行われます。
タミフルによるインフルエンザの緩和効果は確かですが、副作用についてはちゃんと知っておく必要があります。

副作用で具合が悪い女性副作用として忘れてはならない状態は異常行動、他に精神的又は神経的症状や痙攣なども起きることがあるようです。
ただ、タミフルを投与していない状態でも精神的な混乱や異常行動はみられます。
インフルエンザの時には高熱が出て脳が影響を受けるために幻覚や異常行動が起きる可能性があり、この状態を熱性せんもうと言います。
熱性せんもうは脳症や脳炎と関係ないことも珍しくありませんが、長期的に続く場合や意識障害が強くなる場合は関係があることもあるので注意が必要です。

熱性せんもうで確認されている症状は主に幻覚で、現実には無いものが見える幻視や実際には無い音が聞こえる幻聴などが基本です。
そのような幻覚に伴う異常行動が現れることがあり、笑える状況が無いのに突然笑う・無いものを見えると言う・恐怖に怯えて叫ぶ・意味不明なことを話すなどがみられます。
これらはインフルエンザの高熱による影響なので、精神的な病気を発症したわけではありません。

熱性せんもうに関しては一時的なもので、インフルエンザが治るにつれて異常は治まります。
治まらない場合は脳症や脳炎が考えられるため、早めに検査を受けることが大切です。
インフルエンザ時の異常はタミフル・熱性せんもう・脳症又は脳炎のいずれかの原因で引き起こされるため、見極めが必要になります。
場合によっては合併していることもあるため、医療機関で専門的に診てもらいましょう。

小児の異常行動防止の為に親が観察するのが重要

タミフル投与による異常行動の副作用で最も問題視されている行動は飛び降りで、飛び降り行動は小学生未満でも起きた事例があります。
飛び降り行動に関係している状態は意識障害であり、意識障害は脳症や脳炎でも起こり得るためタミフルが原因ではないという意見もありますが明確には不明です。
小学生未満による飛び降り行動が確認されてからは10代未満の使用が原則中止と定められましたが、対立する意見の存在から再開の検討もされています。

タミフルの副作用は成人や10代でも確認されたデータが存在しますが、特に小学生未満の子どもに対する副作用の現れ方は指摘される点になっているようです。
原則中止や中止撤回については確定しない部分もありますが、タミフル投与時には誰かが観察をすることで飛び降り事故の防止に繋がります。
ただ、投与していない時も特に小児の場合は観察する人が必要です。

熱性せんもう・脳症・脳炎による幻覚や異常行動により飛び降り行動をすることも否定できないため、インフルエンザに罹った人が小児の場合は親などが観察するようにしましょう。
成人・高校生・中学生・小学生でも脳症などが起きる可能性はあるため、誰かが観察者として居た方が安全です。
小児の方が危険性は高いようですが、高熱が出た時は成人でも用心することが大事です。

平成19年からタミフル投与による異常行動は指摘されていますが、平成29年7月現在も関係性については明確にされていません。
関係性を示す証拠がないために賛否両論ですが、異常行動が現れる可能性は頭に入れておくと良いでしょう。
また、インフルエンザだけでも高熱で異常行動がみられる時があるということも忘れないようにすると良いです。